合同会社鶴ヶ峰洗剤は「横浜の海をきれいにしたい」「川底のみえる風景を未来に残したい」というビジョンを掲げ令和3年に設立。
横浜で捨てられている農作物を探し求め、商品開発には2年の歳月を要しました。
金沢区の摘果みかんと出会って「よこはまの森洗剤」が誕生。旭区鶴ヶ峰にて製造販売を始めて3年目です。
摘果みかんを絞ってくれているのは障がい者作業所です。
作業所さんが廃棄していた皮を私たちが活用し、廃棄物削減につながっています。さらに精油蒸留後の皮は畑の土に還し、蒸留の副産物でみかん染めイベントも開催。循環の環、共生社会の環のひとつになれたことが、とても誇らしいです。
また小学校の総合学習にて環境教育にも取り組んでいます。
森の蓄える養分が、川から海に注ぎこみ漁場を育みます。街に住むニンゲンも、森の木々のように「海へ還るもの」を送り出していけたら…。
この洗剤を使って頂くことで、家庭排水が微生物にすばやく分解され、環境負荷が低減します。街なかの家々が、森の木々のように海の生態系を豊かにする存在になる。横浜市の家庭が「よこはまの森」となって横浜の海が変わること。それが「よこはまの森洗剤」の活動目標です。