日頃から自然遊びをしていると、海の環境が変わっていること・陸域の生き物が減っていること・人と自然環境に距離があること…さまざまな出来ごとに気づかされます。
陸と海をつないでいる「水」。水は、人間の暮らしにも自然環境にも欠かせない存在です。特に宮古島は、かつては水不足に悩み、地下ダムの建設とともに産業が発展してきた歴史を持ち、これからも水とともに歩んでいく島です。
そんな島で暮らす私にできることは何だろう——
そう考えたときにたどり着いたのが「日々の暮らしから水を守る」というアクションでした。そこから生まれたのが、環境配慮型洗剤「mizukara」です。観光事業所(宿泊施設やマリン業)への導入を進め、観光業全体が自然に配慮できるように。商店での量り売りを広め、日々の暮らしの中に“環境を考える選択”を届けるように。そして学校での環境教育にも取り組み、いつか子どもたちと一緒に洗剤をつくりたいと考えています。
ー 蛇口をひねったその先の自然が少しでも豊かであり続けるように
ー 私たちが健康で持続可能な生活を送れるように
水から・自ら、小さな変化の渦を起こせますように。
そんな願いを込めて「mizukara」と名づけました。